白金台に配達
2009年 10月 01日
どんな花にしようかな?・・・・・・と考えた末、赤一色で作ることにしました。秋の気配を出す為に。
当店の定番、平面分割アレンジメント。たくさんの花を丁寧に挿し込んで行くので時間がかかります。
赤いアマリリスを中央に5本。そして、カーネーション、バラ、ダリア、ガーベラ、ケイトウ、リンゴ、秋色アジサイ、ユーカリを花だけを短く、同じ向きに丁寧に挿して行きます。最後にベアグラスと黄金水木でループをこしらえ、4人連名のメッセージカードを立てて出来上がり。
白金台は港区の中では当店から近いほうです。お届け先はレストランやカフェ、パテストリーが多く並ぶ道路に面したビルの地下1階にあります。
店を探して徐行していると、ミニパトが駐車違反の取締りをやっています。軒並み切符を切っていました。
ちょうど駐車スペースが空いていたので300円を払ってステッカーを貼り、難を逃れました。
取締りをしている2人の警察官の横を花を抱えて見せびらかしながら、すり抜けました。
「スタンド花は店の外、アレンジメントは店内においてください。」とお届けの電話を入れた時にいわれていたので大威張りで店内へ持ち込みました。
エレベーターで地下に降りると真っ白くて、明るく、天井が高い洗錬された高そう―な店でした。
「カッコいい!」と男の子が受け取ってくれ、レジのカウンターの上に置いてくれました。
階段で上に上がろうと思って行くと、ループ状の階段にはひざぐらいの高さのバスケットに挿されたスタンド花がたくさん段々に並んでいました。きっと夜になったら、外に並べられるのでしょう。
車に戻ると、見たことのある景色。今年の春にブケーを届けたレストランでした。
あの時、朝に届けた時は廃墟のような建物だったのに、昼間はテーブルが出て、パラソルが立って、たくさんの人たちが食事を外でしていました。いい感じでした。
朝、昼、夜、表情のこんなに変わるお店、結構あるんですよね。