お雛様が飾られました。
2010年 02月 06日
去年までは18年間いてくれたアルバイトのMさんが担当で毎年飾り、仕舞ってくれました。
彼女は去年の7月いっぱいで退職し、今回からIさんが飾ってくれるようになりました。
初めてのことなので私も一緒に飾りました。
ウィドウーにあるガラスラックを利用して雛壇をこしらえます。4段にしました。
三人官女や五人囃が入っている箱の裏側には「昭和十年渋谷森田氏寄腸」と亡くなった義母の字で書いてありました。
家内が言うには自分が生まれた時にお客様から御祝にいただいたものだと聞いていたので昭和25年頃の「つくり」だと思っていました。家内も私もずっとそう思っていました。
通りすがりの方からよく、「古いお雛様ね。いい表情しているわ。いつ頃のものかしら?明治?」と聞かれるたびに「いいえ、そんなに古くないんですよ。家内が生まれた時に御祝にお客様からいただいたものなのですから。」と答えてきましたが「昭和十年」が間違っていなければ、戦前の作ということにないます。
母もおととし亡くなっててしまったので確認することはできません。
二十年近く飾っていながら、新しい発見です。
だいぶ傷んできたのでいつまで飾れるか分かりませんが「店」が続く限り、飾り続けたいと思っています。