涼しかったブレット湖畔
2010年 09月 01日
8月17日12時ごろ、成田発「オーストリア航空」に乗り、約11時間かけて、ウィーンへ。
ここでプロペラ機の乗り換え、オーストリア国境近くのクラーゲンフルト空港へ。ここでも約2時間ちょっと。
ここからチャーターしたバスに乗り、約1時間。国境を越え、スロベニアに入り、30分。
ブレット湖に着きました。日本時間でいえば、18日午前3時過ぎ、現地時間で前日午後8時。7時間の時差があります。ホテルの部屋に通されると夕食などとる必要なく、ベットに直行です。
ブレット湖は日本で言えば、野尻湖のような感じかな?・・・。
湖畔にそびえたつ丘の頂上にブレット城があり、湖上には小さな島があり、教会があります。
画像はホテルの部屋のテラスから撮ったブレッド城。あいにくの天気でした。
オーストリアアルプスの麓にあるこの地域はとても涼しく、東京の暑さから脱出できた幸せをかみしめました。
湖水も澄み切り、とてもきれいです。飲むこともできるようです。
湖面に浮かぶ聖マリア教会に手漕ぎのボートに乗って渡ります。
湖上では一切の動力が使われていないので静寂です。
老夫の漕ぐ櫓の音だけが湖上に響きます。
観光客でごった返している湖畔やブレット城の喧騒に比べると別世界の湖上でした。
地元っ子のカップルはこの教会で式を挙げ、チトー元ユーゴ大統領の別荘だった現ホテル「ヴィラ・ブレット」でパーティをするのが「夢」だそうですが一つやっかいな試練があります。
船着場から教会にたどり着くまで99段の階段があります。
新郎は新婦を抱きかかえ、この99段の階段を上がらねばなりません。
予約が取れたカップルの男性はジム通いを始め、女性はダイエットを始めるそうです。
私も家内を抱きかかえて挑戦しようと思ったのですが(多少の自信があったのですが)2日後くらいに動けないぐらいえらい目にあうといけないので止めました。
楽しみにしていた旅行が始まったばかりですから・・・。
午後はポストイナの鍾乳洞に行きました。ヨーロッパ最大級の規模を誇る鍾乳洞で中は年間を通じて8~10℃と冷蔵庫の中にいるようです。そして撮影禁止なので画像はありません。
鍾乳洞の中にトロッコ電車が走っていて、壁ぎりぎりにかなりのスピードで曲がりくねったレールの上を走り抜けます。スリルがあり、楽しかったです。鍾乳洞の中のトロッコ乗車と1kmのお散歩はインディ・ジョーンズの世界でした。
翌日、朝早く起きて家内と散歩に行きました。湖畔と反対の民家のあるほうに入ってゆきました。
そこには地元の人たちの生活が見られました。
地元の人たちが朝、庭の花の手入れをしている様子を見、挨拶を交わし、町の外れまで行きました。
私たちもこの日、スロバニアの首都リブリャーナ観光の後、国境を超え、クロアチアに入ります。