武士の家計簿
2010年 11月 05日
「武士の家計簿」の著者である磯田道史さんが出演され、この本が出版されるまでの経緯を話された。
加賀百万石の御算用者として何代も続いた猪山家の「金沢藩士猪山家文書」のなかに三十数年間にわたる、正確な家計簿が含まれていて、この内容から当時、幕末から明治初期の武家の暮らしぶりを解析している。
今までにこのような資料はなく、実に興味深い内容だ。
そして、私が一番興味を持ったのがこの本が映画化され、12月初旬に封切られることだ。
監督は「森田芳光監督」 森田監督の手にかかるとどのようになるのだろう。
「レポート」がどのような人間模様の「ドラマ」になるのだろうか?。キャストも芸達者の人たちで固められ、考えるだけでもわくわくする。
著者いわく、幕末がテーマなのに「一適も血の流れない時代劇。こどもがそろばんで頭を叩かれた時にわずかに血が垂れるだけ。」といっていた。
今から楽しみだ。まずは本を読んでみよう。