六本木俳優座劇場にお届け
2014年 10月 19日
ご依頼主は兵庫県のNさん。初めて注文いただく方です。
受取人は作家と芸人の二足のわらじを履く「光」さん。
ご注文主のNさんの要望は「光」という字を花で作って欲しい。
60本のピンクのカーネーション、60本の赤バラ:サムライ、4本のアマランサス、15枚のハランを使って作りました。

直径53cm。オアシス(吸水性スポンジも4本使ったのでかなりの重量になりました。
アレンジメント自体の高さがないので台を用意してお届けにあがったのですがベンチの上に置くことになり、台は持って帰りました。

Nさん、ご覧いただいたでしょうか?ご満足いただけたでしょうか?
さて、余談ではありますが「俳優座劇場の生花に関して」
俳優座劇場は「俳優座」が主宰ををする劇場ですが、貸しホールとしても営業しています。
俳優座が俳優座劇場で興行を行なっていない期間は一般に貸し出しをしています。
今回はこのケースで関西の大手お笑い芸能事務所主宰の興行でした。
お届けする花の対応はこの主催する団体によってまちまちです。
今回は終演日開演2時間前に突然、当店に電話がかかってきて「6時半に撤去に来てください。他の花もできれば回収してください。」とこちらの都合お構いなしの要請でした。
普通、アレンジメントなどは差し上げたものだし、先方で処分可能なので撤去に伺うことはほとんどありません。回収希望の場合は納入時に要請されます。
ですから、ご依頼主様に「撤去料」を請求することはありません。(スタンド花に関しては撤去が搬入可能の条件になっているケースがほとんどなどで撤去料を請求させていただいています)
終演日は3時半開演だったので3時半過ぎに撤去に行きました。(6時半のピンポイントでは都合がつかないので)
会場に到着したのが3時50分。もうお客様は中に入られ、ロビーには関係者しか、いませんでした。
いいタイミングです。Nさんからご依頼いただいた花だけを回収しました。
花首が短く、水下がりの心配がないのでまだまだ、一週間ぐらいは飾れる花でした。
俳優座が主催の場合には翌日午前中の撤去でも可。
貸しホールとして主催団体が興行をした場合は当日中に撤去をしなくてはならないということなのでしょう。
いろいろな事情がわかっていないと最後にバタバタしてしまいます。