久しぶりのお客様
2005年 11月 29日
このお客様は私が花屋を継ぐため、「ヤナセ」をやめた翌年、私が「ヤナセ」の展示会の「催し」に呼ばれて車の展示会場に花を売りにいった時お会いしたのが始まりでした。
ですから、もう23年もお付き合いいただいていることになります。
当時、花を束ねることさえ出来ない私に「注文」をしてくださいました。
最初は家内が作った花を私が御届け先にお持ちするというパターンから、私が状況をヒヤリングしてイメージをこしらえ、おつくりして届けるというパターンに変わりました。
最初は「ヤナセ」のお客様・・・ということしか存じ上げなかったのですが雅楽の「琵琶奏者」の第一人者といわれていることが分かりました。
お仲間や弟子の方の演奏会にお届けする御祝の花を年に4~6回承ることが多かったのです。枝物を入れた個性的なアレンジメントがお気に入りです。
でもこの一年半ぐらい「注文」がなかったのでどうしたかなー?と思っていました。
久しぶりの注文は「銀座〇〇ホール」への演奏会御祝のアレンジメントです。
サンゴミズキのオブジェに淡いピンクの香りのよいバラ:フレンチレースをたわわに絡ませてスタイリッシュに仕上げました。(高さ140cm幅100cm)結構大きいです。
銀座への配達は出来るだけ、「地下鉄」で行きます。(スタンド花は無理ですが・・)
今日も往復1時間で済みました。やはり重いのでさすがに疲れます。
でも、お届けした時の先様の喜んでくださる「反応」を見ると疲れも吹き飛びます。
午前中、ご近所の「ギャラリー上原」http://www.gallery-uehara.com/index.html
にやはり、サンゴミズキのオブジェをベースにしたアレンジメントをお届けしてきました。こちらは「変り咲きの胡蝶蘭」が飛んでいます。
長野県の青木村で仙人のような暮らしをしている作家さんの素敵な「焼き物」が並んでいます。
そして、その作品には「作家自ら」が「花あしらい」をしています。
ぶらりと散歩がてら覗いてみてはいかがでしょうか。
さて、我が店内ではアルバイトのHさんがクリスマスツリーのディスプレーをしています。
だいぶ出来上がってきました。
