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12月28日、29日代々幡斎場で仕事をしました。

12月も20日を過ぎ、年末に向かっての準備をしている時、ご近所の上得意のAさんのご主人様が亡くなった・・・という訃報が入りました。
Aさんから、「何かあった時はお願いね。」と言われていました。
Aさんのお母様が3年前の夏、111歳で亡くなられたとき、私たちはイギリスに旅行に行っていて、お別れのお手伝いが出来ませんでした。以来、Aさんには「あの時はいらっしゃらなくて、本当に残念だったわ。」と言われてしまいます。
当店で年間を通して、一番忙しく、人手も必要なのが12月30日。そしてその次に忙しいのが12月28日。
28日で仕入れが終わってしまうので「いいお花」が欲しいお客様は28日に花を選びに来店されます。もちろん、正月に向けてご自宅に花を生けるのが目的です。松と千両を中心に菊、バラ、百合、洋蘭、ボケ、しだれ柳、ロウバイなどを選びます。
お客様、一人ひとりに一緒になって、花材を選び、決めてゆくのである程度の経験者でないと務まりません。
今回、この時期の、この仕事(斎場での葬儀一切の花の装飾)。
いままで、35年間、「暮れ」のハードワークをなんとか乗り越えてきましたが、この齢になって、更なる試練を仰せつかりました。でも、私たちにとっては、頼りにして頂き、ありがたいことです。

準備期間に一週間近くあったことで、デザイン構成、スケジュール調整、花材調達は万全でした。
担当葬儀社も初めて組むパートナーだったのですが、喪主のAさんが担当者に私たちが仕事をしやすいよう、よくお願いをして下さったので現場で大きく困ることはありませんでした。
年末用に大量に仕入れている花たちを押しのけ、やはり、大量に仕入れた葬儀用の花を作るスペースを狭い店内で確保します。
気候がよければ、できた花からトラックに積み込み、車内で一夜を明かしてもらうのですが、この寒さで「泣いてしまう」(萎れてしまう)恐れがあります。しかたなく、2階のリヴィングに運び上げます。
葬儀の仕事のエキスパートのSさん、スポットで手伝いに来てくれた当店OGのSさんがどんどん、花を作り上げます。
横幅3m80cm、高さ2m80cmの花祭壇のパーツが出来上がりました。
あとは、現場でうまく飾れるか、どうか・・・の心配です。勝手の分からない葬儀社と組むのですから。

そして、出来上がった花祭壇。
雪柳、オリエンタル百合:シベリア、ストック:ホワイト・カルテット、バラ:アヴァランチ、カーネーション:プラドミント、そよかぜ、スイートピー:グレース、シンビジュウム:ロマンス、ヴァンダ:ウィラット、胡蝶蘭、ロウバイ、レザーファン、ドラセナ:コーディライン・スノー・ホワイト、ポリキシャス、藪椿などがふんだんに使われました。
12月28日、29日代々幡斎場で仕事をしました。_d0029716_00385292.jpg
29日、出棺を見届け、持ち帰り用の花束を17束作り、片付けを済ませ、無事終了しました。
未知の体験、皆で知恵を絞り、力を合わせても、かなりのハードワークでした。スタッフの皆に感謝!
そして、私たちを信頼してこの仕事を下さったAさんに感謝!

by junishimuraf | 2018-01-04 00:48 | 花屋の仕事
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