國學院大學で「偲ぶ会」
2018年 07月 07日
「國學院大學の教室で偲ぶ会を行います。その会場を飾る花を届けてくれますか?」
先日、Kさんから、問い合わせの電話を頂戴しました。
家内が対応をし、承ることで詳細を伺っていくと、
「お宅のブログの中で青学会館で行われた偲ぶ会の記事を読みました」
Kさんの話を伺っていくと、故人は同僚でその研究分野では卓越した実績を築き、優秀で将来を嘱望された、50代での早すぎる死に多くの方たちが大きなショックを受け、深い悲しみに包まれました。
この会は「研究」を同じくする仲間たちが故人を失った悲しみと虚脱感を共有し、又、故人の業績を称えお別れの辞とするのが目的のようです。
Kさんは「会場」となる教室全体の写真と備品となる机や演台、そして故人の爽やかな笑顔の写真を添付してくれました。備品になる机のサイズも明記してくれました。(会場設営も私たちが施工します。机2台と演台1つを使うことにしました)
Kさんよりこれほどの情報を頂き、会場のレイアウト、花のイメージ、花材が決まりました。
爽やかなイメージの故人に合わせ、白、グリーン、ブルー、紫、涼やかで夏の雰囲気、フラットな教室なので遺影と両サイドは高め。
当日、トラックの運転ができるEMIさんが休みの日にもかかわらず、出勤してくれ、家内と3人で國學院大學に向かいました。
キャンパスは渋谷のど真ん中にもかかわらず、緑に囲まれた高台に位置し、洗練されたモダンな、落ち着きのあるオフィスのような校舎が立ち並び、そのエリアだけ異質な空間になっています。私が持っていた神道の國學院のイメージとは大きな違いでした。
100人近く入りそうなフラットな教室にパーツに分かれた装飾花と供花1基を搬入し、レイアウトを始めます。持参した紺色の布で机を覆い、花を並べます。
この花たちが参列された方たちの悲しみを少しでもいやすことができればよいのですが・・・。

