最近、目は止まる事なく、悪くなっています。
テレビも分からなくなってきました。
読書はとっくにできなくなっているのでラジオが楽しみになっています。
以前は車を運転している時に聞いていたラジオ。免許証を去年返納してからは聞く機会が減っていました。
家にラジオもないし、どうしたものか?
その時思いついたのがインターネットラジオ「らじるらじる」
そして、一番のお気に入りは「朗読の時間」。
小説を俳優が朗読をする。会話の部分ではあたかもドラマのように複数の登場人物がひとりの役者によって声色を変え、展開してゆく。
字を読むことのできなくなった私には大きな味方となりました。
また、過去の放送を聞くことができるのも有難いことです。
8月に放送された「二十四の瞳」あまりに有名で誰もが一度は読んでいるこの物語。恥ずかしながら、私は今まで読んだことがありませんでした。
66歳にして初めて出会い、全35話を一気に聞きました。
とても感動しました。主人公の「泣きみそ先生」同様、私も度々涙が出てしまいました。
そしてこの時代にみずみずしい感性を持ち、表現した壷井栄に尊敬の念を抱きました。
50歳を過ぎてから初めて見た「サウンドオブミュージック」
その時を彷彿させる感動でした。