変な天気のおかげでホットとひといき
2006年 04月 27日
私は早起きして、市場へ注文していた黒龍とシラン、胡蝶蘭、作り榊を集荷、8時半に店に戻ってきました。
店では造園会社に勤めるN君がトラックに今日のクライアントの資材を積み込んでいます。
N君は農大に在学中、4年間うちの店でアルバイトをしていました。
その間、朝から、夜遅くまで本当によく働いてくれました。「No」という言葉を一切聞いたことがありません。
そして、空間デザインとか作法、日本庭園の勉強にいけばなとお茶のお稽古にも通っていました。
大学卒業後、中堅造園会社に就職し、いまでは、皇室や総理官邸等の現場を任されるまでになりました。
そして、休みの日に私たちが請け負った庭の仕事をこなしてくれます。
ですから、ほぼ、休み返上で毎日仕事をしています。(独立の目標に向かって頑張っています)
造園屋さんや植木屋さんは樹木にはめっぽう強いが、いまどきの横文字の草花には弱い。
個人宅の様な細かく、デリケートな要望には花屋がプロデュース、植木屋が施工というパターンが望ましいと思います。
家内とN君がコンビを組んで個人宅を何件か、施工しています。
お互いの長所を大いに活用し、また、お互いの弱点をカバーし合い、よい結果を出しています。
私はその花材、資材の調達にほぼ毎日市場に通う毎日です。
家内とN君は今日も六本木の個人宅の現場に行っていますが私は一人で店番(電話番)です。
こんな天気なのでお客様も見えません。喜んでいいのかどうか、久しぶりにのんびりした一日でした。