ムジカーサへお届け
2008年 10月 24日
初めてご注文いただくお客様です。
話しを伺うとけやきホールからのご紹介で当店に注文する事を決めたそうです。
若い女性二人組のピアノデュオへファンクラブ有志からプレゼントという内容です。
(二人組だから、デュオに決まっていますね)
今回の催しは急遽、あと二人が加わり、4人でひとつのユニットになって1台のピアノを弾くと言う設定です。
あくまでも若い女性二人のデュオに花をプレゼントしたい・・というご依頼主の希望をうけてバラをメインにピンク、赤の構成で作ることにしました。
ちなみにメインに使ったピンクのバラは「リサイタル」と言う名前です。
当日、一階のホールのピアノ(スタンウェイ)の横にとりあえず搬入し、地下一階の控え室にいるお二人に設置場所を確認してもらいに行きました。
豪華に活けられた花をみて、彼女たちは大変喜んでくれました。「鳥肌が立つ!」と感激してくれました。
その言葉が聞きたくて昨日気持ちを込めて活けたんですよ!・・・と心の中でつぶやきました。
しかし、彼女たちは競演するあとの二人に配慮して、ホールには置かず、ロビーに置いて欲しいと要求されました。実に「大人」の対応をされました。
名札には当日の4人のユニット名ではなく、二人のピアノデュオのユニット名しか書かれていないからです。
狭いロビーですが受付のデスクの後ろに置くことにしました。
自然光がウィンドウを通して、花を優しく包みます。
私もきれいだなあ・・・と思いました。
日が落ち、暗くなると又、ライティングで又違う表情を見せることでしょう。
今日、ご依頼主からもお礼の電話を頂戴しました。
「とても喜んでもらった。ありがとう。」
こちらこそ、ありがとうございます!