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隣町の小学校で「先生」になる。

去年から、隣町の小学校から、各1時間で計4回、「フラワーアレンジメントの教室」を3年生から6年生の希望者を対照に行って欲しいと要請がありました。

この仕事は資材費実費のみのボランティア活動ですが子供たちの笑顔や輝いている瞳を見るのが楽しくて家内が担当しています。

今年の第一回目は家内の都合がつかず、私が代役で務めることになりました。
生徒は男女合わせて20名。ガーベラ1輪とグリーンのコサージュを作ることにしました。

私だって以前は組織の「指導員」を仰せつかって「母の日」の前などには花屋を150名ぐらい集めてレクチャーをした事があります。

今回は当店が主宰しているアレンジメント教室の生徒さんOさんにお手伝いをお願いして小学校に乗り込みました。(Oさんもお花の先生であり、コンテストなどで入賞の実績を持っています。強力ラインナップで臨んだわけです)

場所は会議室。持ち時間はきっかり1時間。コの字型に机をレイアウトし、ワイヤリングとテーピングのレクチャーが始まります。
やって見ると結構時間がタイトで子供たちにはテーピングが難しく、時間内に全部自分で作れた子はいませんでした。

なんとか、ふたりで子供たちの作品を手伝い、仕上げ、コサージュピンで胸に飾るところまでこぎつけました。
みんなのその姿は可愛らしく、とてもよく似合っていました。男の子も照れることなく、平然としていました。

 実技になってからは「先生!先生!」と呼ばれっぱなしで写真を撮る暇などなく、あっという間に1時間が過ぎました。

この後、すぐに職員会議が行われるということで子供たちは早々に部屋から追いやられ、ちょっと消化不良のレクチャーで自分の経験のなさを反省しました。

小学生高学年の男女20名を一同にして、きっかり1時間で教えて、仕上げられる内容のもの。難しい課題です。
帰り際、すれ違った子供たちから笑顔で「今日はありがとうございました!」と何人もお礼をいわれ、救われました。
by junishimuraf | 2009-06-14 18:06 | 花屋の仕事
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